倍速切削スローガンに今期は40件超える新製品連打 松本タンガロイ営業本部長
松本営業本部長
- タンガロイで今年の1月から営業の第一線で活動をスタートした松本営業本部長にメカトロテック会場で取材した。
- 「シェアアップが課題だが、この点では、中間在庫を持った生産方式がプラスに働いている。設備投資も継続中で、攻めの姿勢は堅持したい」。
- 倍速切削というスローガンのもと、特に生産性アップへの寄与は、タンガロイの「生命線」でもある。
- 「新製品は10月23日時点で37アイテムを数える。今期は優に40件を超える見込みで、生産性アップ=高速切削に寄与していく工具の提供に努めている」。 営業マンに対する評価も新製品の販売業績を重視しているそうだ。
- 「新製品を含む多くの旋削工具には、9200シリーズという、差別化できるコーティングを採用しており、既存製品の付加価値もアップしている」。
- 国内外の比重で見ればタンガロイは現状、35%対65%となる。
- 「海外の考え方も加味した、日本のものづくりへの貢献という問題意識を営業の面でも活かしていきたい」。
- 航空機など堅調な分野もある。
- 2020年をどのように展望するか。この紙面化は木下社長インタビューで考えてみたい。