事売りを展開するトーカロイ。メカトロテックでは、外注化の動きも期待
トーカロイの事務所の様子
- 事売りを軸に展開していく場‐佐藤所長は、そう、メカトロテック出展の狙いを定める。
- 「製品そのものではなく、技術をアピールしていくプロジェクターによる会社紹介に端的に表れるが、協業、オープンイノベーション、用途開発・・・工作機械に関心の高い来場者に、外注化を期待する動きを探っていきたいと考えている」。
- 結果的に、佐藤所長は、社員のモチベーションアップにも繋がると見る。
- 6月に名古屋で開催されたインターモールドでは「大手弱電関係のユーザーからの引き合いもあり、新鮮さも感じた。グループの東海合金の工場にも足を運んでいただいた」という、出会いにも関心が高い。
- 「今回は、ノズルの魅力についてもアピールしていきたい。わかりやすい例では、焼却場の無害化のための噴霧にノズルは活用される。用途開発に向けて、設計・開発力の強みをアピールし、交流を深めていきたい。グループ会社のエバーロイで専門に扱うスタッフが応援に駆けつけてくれる」との新たな取り組みも披露される。
- トーカロイは6月決算だったが「直近10年という括りでは、利益が断トツ。新しい業界の、新たな客層との出会いを期待したい」と佐藤所長は胸を膨らませた。