4月決算は減収減益となるも、黒字確保した栄工舎

株式会社栄工舎

株式会社栄工舎

栄工舎安部川社長

  •  市況の減速に、追い打ちをかけてきたコロナウイルス感染の影響によって「4月決算は減収減益となったものの、黒字決算を果たした」と安部川社長は語る。
  •  大阪営業所に続いて、新潟工場にも新入社員が入ってきて「3年後、5年後が楽しみ」というポジティブな面は見逃せない。設備面でも、新たにロロマティックの段研「NP3+」が昨年11月に導入され、稼働スタートし、生産性アップに寄与。短納期対応能力は着実にアップしてきている。
  •  昨年リリースされた被削材別ミニカッターシリーズは、カタログに掲載しているQRコードを通じた動画が好評で「PR効果が高く、会社紹介でも、活用を高めていきたい」意向だ。  コロナウイルス感染の収束に備えて「各種カッターの新製品も開発中」であり、回復後のシナリオも手抜かりはない。
  •  「製品カタログを一新し、近いうちに出していく」考えもある。
  •  *(5月号では新潟工場に配属された新人取材と新潟工場の現状を取材予定)