タイメタレックスでもフラッシュリーマをアピールする栄工舎。鋼用に加え、今回はアルミ用でテスト加工実施。
ファクトリーマックスブースでアピールする、スマン営業スタッフ
JIMTOF終了後の11月20日から4日間にわたって、タイメタレックスが開催され、筆者も5年ぶりに訪問。初日に、タイの有力商社として知られるファクトリーマックスブースに出展、アテンドしていた栄工舎のスマン営業スタッフを訪ねた。
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ファクトリーマックス幹部も、高速仕様のフラッシュリーマに関心を寄せていた。
「前回は鋼用を披露し、今回は弊社が新たに提案しているアルミ用をアピール。デモ加工も、連日実施していただき、来場者に、その高速性をご確認いただいた」。
ところで、タイの市況の現状は厳しいと聞く。
「楽観はできないと思うが、ファクトリーマックスでは、工具の分野をインサート、ソリッドと、販売部門を分け、専門性を高めているうえ、スタッフとのやり取りもやり易く、売り上げ増が期待できると思う」。
一方、今年に入って、スマン営業スタッフは、インド開拓にもリーダーシップを発揮している。
「2月と6月にインドを訪問。幸運にも、リーマとカッタ―を扱ってくれる現地代理店を見つけることができた。その後、展示会やセミナーでも、弊社製品をアピールしてくれており、最近では、問い合わせも増えてきている」状況を受け「これからの市場として、弊社も可能な限り取り組んでいきたい」との意欲を見せる。
アルミ加工用のフラッシュリーマでデモ加工。サンプルを手にしてもらった