シギヤ精機が新製品のCNCセンタレス円筒研削盤「GCO‐16B・33」を提案。長尺もの、研削代の多い加工向け
MECT2017 写真 (シギヤ精機製作所) CNCセンタレス円筒研削盤 GCO-16B・33
- シギヤ精機はメカトロテックで、新製品1機種を含む高精度で付加価値の高い円筒研削盤3機種を出展する。
- 新製品として、披露されるのがCNCセンタレス円筒研削盤「GCO‐16B・33」。
- 素材が細長い、研削代が多い加工物をトラバース研削によって「粗から仕上げまで」を1台で対応する。
- 工程間で発生する不良品のロスを抑えるとともに、工程集約ができることで、仕掛在庫を減らすことができる。
- Z軸スライドの利用でトラバース、オシレーション加工が可能。さらにローダーを取り付けることで自動化対応も。
- 両駆動CNC円筒研削盤「GPD‐20・43」は、ドライブケレーやチャックが不要な両センタドライブ方式を採用。ワークの全段加工を可能にした。
- また、NC移動式主軸台を左右ともに標準搭載し、ワーク長30ミリ~430ミリまでの心間調整を無段取りで対応できる。
- 3機種目となるのが両センタ支持方式による立形CNC円筒研削盤「GPV‐10・20L」。
- コンパクト、省スペースを目指して、機械の間口860ミリを実現。生産ラインの省スペース化に貢献する。
- 今回はロボットとともに展示する。加工物の搬入出をデモンストレーションし、自動化対応を披露する。
- オプションでC‐X軸制御によるポリゴン研削/偏心ピン研削にも対応可能だ。