中国工具は、自動車ばかりか、半導体や電機・電子分野でも採用実績積む(京二) 12月の京二会開催検討へ
井口社長(2019年開催の京二会で)
- 工具やベアリング関連では8割まで回復してきている。
- 井口社長は「コロナ禍による負の影響からは脱却しつつあるものの、2021年度決算は、まだ、楽観できる状況にはない。2019年まで良かった設備関連の動きが、十全ではないからだ」。
- ロボット需要に関しても、相談件数は多いが、投資まで回ってこないと言う。
- アピールの場と言う点では「イプロス」にコロナ前から注力しているほか、マーケティングオートメーションという、メルマガのような発信形態を通じて12000人以上にニュースを発信し続けている。
- 「デジタルの活用も進んできたと思う」と述べながら、これまで足で稼いできたと思われる中国工具について「自動車以外に、半導体や電機・電子分野で採用実績が上がってきた。特にプリント基板関連企業から、大ロットの受注成約に成功した」ようだ。
- 工具を含めた中国製品は、今春までに勢いが戻ってきた、と井口社長は付け加えた。
- 毎年、12月に開催されてきた「京二会」については「昨年はコロナ禍に取り巻かれ、開催を断念したが、今年はワクチン接種も進んで、12月には開催できる環境が整うことを望んでいる」と開催を検討している。