彌満和製作所は「管用」「自動車部品用」「航空機産業用」のセグメント別タップを提案
AUSP R
- 業種ごとにセグメント化された製品づくりを志向し「IT、自動車、重工分野など、それぞれに『特長のある』製品の提供に努めている」彌満和製作所を訪問した。
- メカトロテックの「目玉」として紹介された製品は、なるほど「管用」「自動車部品用」「航空機産業向け」とターゲットが絞られている。
- 「AUSP Rc」は、管用テーパねじ用のコーティングスパイラルタップでテーパねじのむしれ改善に抜群の効果が期待できる。
- 「MHSP」は、中硬度炭素鋼止まり穴用スパイラルタップで、自動車分野を意識。長寿命化を図るとともに、ねじ部はBLF形状を採用し、完全ねじ部の欠け防止効果を高めている。工具の突き出し量を適正化し、切りくずのホルダーへの干渉を回避する。
- 更には中硬度炭素鋼用として「MH」シリーズをラインナップ、同タップ「MHSP」をはじめ、通り穴用「MHSL」、ロールタップ「MHRZ」、センタ穴ドリル「MHCDS」を取り揃えている。
- また、航空機部品加工では、UNJねじといわれるユニファイねじが多く使用され、めねじ精度は3B級と規定されており、タップの精度もシビアに設定される。YAMAWAではUNJねじの加工に適したGH等級のタップを、アメリカ向け商品として標準ラインナップされている。
- 「材料別・業種別による商品の紹介」をコンセプトに、ねじのスペシャリストが「確かなねじ」を提供する。
MHSP