時短につながる高速化を提案する、田野井製作所
田野井社長
- 働き方改革の、4月以降の残業規制の影響は大きい。
- 「マンパワーの限られる中小企業にとっては、省人化を推進する、何か設備投資的な提案とセットであって欲しかったと思う。当社も受注は一服感が出ているが、注残の解消に継続して取り組んでおり、自動供給装置やロボットなどの追求を検討しているところだ」と田野井社長は語る。
- 一服感‐忙しい時にはできなかったことに着手する段階を迎えているだろう。
- 「人を介さないといけないような老朽設備の更新はもとより、当社は標準品でも、様々な形状があるため、その見直しを通じて生産性アップを図っていくことも必要と考えている」と言う。
- 目前に迫ったメカトロテックでは「時短に繋がる高速化」をテーマに掲げた。
- 「切削速度を上げても、仕上がり面がきれい。たとえば、ゼロチップタップでは、高速化しても熱を十分に除去できる冷却性、潤滑性が得られる結果、加工時間の短縮に結び付く」。
- 働き方改革の実践的な提案にも通じるだろう。
- 「中部エリアは堅調と認識しており、シェアアップの可能性を見出して行きたい。エンドユーザー間でも、仕事の絶対量が落ち着いてきている今だからこそ、トライアルに期待が持てるばかりか、選んでいただける可能性が高まってくる」と見る。(小間番号2B02)