金沢機工は、単純作業の自動化への切り替え提案をMEX金沢でアピールした。
金沢機工の本江常務
金沢機工のブースを訪ねて、本江常務に今回のMEX金沢での提案を聞いてみた。
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提案の目玉となったのが、ブースの前に披露されていた、ネジやボルトのピッキングに対応する「ROBOTTANA」。すでに今年の6月に納入が決定している。
「人手不足への対応に繋がるが、その前提となるのは、単純作業からのヒトの解放。言わばマンパワーの有効活用に狙いがある」と本江常務。
「ピッキング作業から、ヒトを解放し、夜間の自動運転によって、朝一から円滑な作業をサポート」が謳い文句だ。
自動ネジ供給機からネジ・ボルト(首下50ミリまで対応=M8)を定量排出。たとえボルトの個数が規定量よりも少なくなっても、ホッパーを動かし、補充が可能だそうだ。M10以上はバラ積みピッキングで対応。
「自動ネジ供給機で対応できない場合は、チャックの自動交換で対応する」ことになる。