シュンクジャパンが自動化・無人化提案でツールホルダ、バイス、治具関連と様々な提案—DMG森精機イノベーションデイでー
提案された「アクセサリー」の数々
機械の性能を高める「アクセサリー」のアピールに努める‐会期中、シュンクジャパンが集中した問題意識だ。
訪問した初日の7日には「ツールホルダ、バイス、治具関連・・・場合によっては、ロボットハンドに代表されるオートメーション部門に関わる、当社のすべての製品を総動員して、自動化、無人化システム構築のためのノウハウについて、技術的な内容を含め、提供していければ」と広報担当者は語った。
最大把持力21800Nという「PGN‐plus」グリッパ―をはじめ、旋盤チャックの爪交換が素早く行える「PRONTO」、治具の中の治具と言われるようになってきた「VERO‐S」、油圧ツールホルダの決定版「TENDO E compact」・・・工作機械の生産性を上げていくアクセサリーには枚挙に暇がない。
「様々な製品が『自動化』というルートを通る。工程改善に繋がる場合もあれば、工程集約に寄与していく場合もある」。
DMG森精機とのコラボレーション追求は、プライベートショーのみならず、パブリックな展示会でも展開されており、共通する代理店でもある山善とは、昨年4月から協業がスタートしている。
イノベーションデイズについて谷本社長は「幅広いアクセサリーの開発に取り組み、一社で製造工程の多くに関わっている。製品間のみならず、本体である工作機械とのシナジーを追求する」と出展した意図を語った。
谷本シュンクジャパン社長