ユキワ精工がスーパーG1チャックのプロモーション動画を作成、YOU TUBE上で公開

ユキワ精工株式会社

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スーパーG1チャックは総合振れ精度表記で振れ精度を保証している

 

ユキワ精工はこのほど、切削加工において顧客の生産性向上、コストダウンに大きく貢献する「スーパーG1チャック」プロモーション動画を作成、動画サイト「YOU TUBE」上で公開した。

 

酒巻弘和常務は「本来なら、実機による加工を見て頂きたいが、なかなか、機会も少ないので動画で見て頂ければ」と語る一方「ツールホルダは、工作機械の主軸と切削工具を繋ぐ重要な機器であるにもかかわらず、ツールホルダの違いで加工精度の向上や生産性アップに寄与するという認識が低い。また、製造現場においては様々なコストダウンへの対応が図られているにもかかわらず、ツールホルダを変えるだけで大きな効果が得られるということもあまり知られていない」とコメント、動画製作の背景について言及した。
 

ツールホルダの違いによるメリットとして挙げられているのは①ワーク面粗度の向上②回転数・送りを上げることによる、サイクルタイムの短縮③1本の工具での加工個数の増加④工具交換回数の削減‐といった点だ。

動画は①高い振れ精度②高い剛性③高い把握力‐の3点に分け、以下のような説明とともに直接、目で確認できるのが特徴だ。

①については、重要なのは、実機上での振れ精度。スーパーG1チャックは総合振れ精度表記で振れ精度を保証しているため、実機上でもカタログ値通りの高い振れ精度を実現。この結果、1本の工具で加工個数の増加が十分に期待でき、工具交換回数が減り加工費の削減に寄与する。

②については、一般的なミーリングチャックは把握力は高いが、剛性が低いため、横方向に倒れが発生し、高い加工音が発生する。スーパーG1チャックは、高い剛性によって、横方向に負荷がかかってもホルダの倒れが少なく、加工音が非常に静か。また、ツールホルダの剛性はワークの面粗度にも大きく影響するが、問題がなければ回転・送り速度を上げていくことで加工サイクルタイムの短縮が可能になってくる。

③については、切削工具をしっかりとつかみ、安定した加工を行う上で把握力は不可欠な要素。スーパーG1チャックの把握力は他社製コレットホルダに比べ、およそ1・5倍~2・5倍の高い把握力を備えているため、切削中の工具の抜けや沈み込みを防止し、より負荷のかかる加工でも柔軟に対応できる。また、高い把握力によって1本の工具での加工個数の増加が十分に期待でき、工具交換回数も減り、加工費の削減に寄与していく。

 

酒巻常務は「工作機械や切削工具、クーラントなどは重要視されるものの、見た目に大差のないツールホルダは、価格だけで選択される傾向が強まっている。できる限りのコストダウンの手は打ったとお考えの現場に対し、是非ともスーパーG1チャックによるコストダウンを体感して頂きたい。効果については自信を持っている」。

ユキワ精工は、国内で80%のマーケットシェアを持つドリルチャックをはじめ、キーレスチャック、コレットチャック、ツールホルダ、割出台、CNC円テーブルの製造、販売を手掛ける。

精度、生産性で着実な成果を積み上げている

スーパーG1チャック