三井精機工業のMTFが閉幕、来場者数、受注達成率ともに計画以上達成
MTF大阪会場の様子
- 三井精機工業のMTF2017(三井テクニカルフェア)が大阪での開催(3月7~8日)を最後に閉幕した。
- 本社・工場(埼玉県)を皮切りに、名古屋、大阪の3会場で開催。延べ3200人(本社・工場1308人、名古屋1056人、大阪842人)を超える来場があり、受注も達成率100%を超え、成功裡に終えた。
- MTFは、コンプレッサが主体であるが、3年程前から工作機械の展示も開始。今回は、高精度立形マシニングセンタ「PJ812」、ジグ研削盤「J350G」、そして5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55XⅢ」が出展された。
- 同社の工作機械は、高精度を特長として、高度な品質が要求される分野で高評価を受け、航空機、金型、建機、半導体などの現場で活躍している。
- その基礎となるが、きさげ加工。本社・工場では、きさげ体験コーナーを開催し、多くの来場者が体験した。「見るのと実際に体験するのとでは大違い」との反響があったという。
- また、名古屋では、自動車、航空機関連からの来場が多くみられ、中部地方の特色が出た会場となった。
- そして、広報担当者が「集客、受注、引き合い、いずれも3会場の中で最もよかった」という、大阪会場では、近畿のみならず、中国・九州など西日本からの来場者も多く見られたようだ。来場者の中には、「補助金を活用して当社の研削盤を検討されている金型業からの来場があった」。
- 大阪会場では、広報担当者から丁寧な機械の説明が。知ると関心も湧いてくる。今後も三井精機工業の高精度工作機械に注目したい。