昨年よりも勢い増すサカイ。量ものや多様な被削材への対応不可欠
酒井社長
- 在庫量の豊富さが引き合いの「量産」を生み出すという図式を成立させている切削専門問屋、サカイ。
- 2017年の半期を終えようとする段階を迎え、酒井基和社長は「今年に入り、引き合いがさらに勢いを増しつつある。寸法や精度への要求が一段と高まってくるなかで、量産モノや被削材の多様性への対応がキーになっている。また、試作関連は、引き続き目立つ」そうだ。
- サカイの代表的なスタイルだが、メーカーへの企画・立案を通じて、商品を具体化させていく手法は興味を引く。
- 「プライスリーダーになる商品群を提案、浸透させていくことが 面白い。現時点でメーカーへの要望は、ずばり、品質と納期」と語る。
- 売り上げベースでは、前期以上の成果を期待する度合いが高まってきた。
- 「全社員から、細やかな報告が入ってくる。その中でも、スマートフォン関連は、相変わらず高い需要があることに意を強くしている」。
- 自動車部品関連や装置関連も好調だ。
- 「国際的な情勢は、国内需要にも影響を与えるが、目先の動きには、当面、変化はなく、好調を持続できると考えている」。