三菱マテリアルが新商品ブランド「DIAEDGE」(ダイヤエッジ)は発表

三菱マテリアル株式会社

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MSMで紹介された新・商品ブランド「DIAEDGE」

 

  •  三菱マテリアルは、5月中旬から下旬にかけて全国で相次いで三菱拡販戦略会議(MSM)を開催。冒頭の挨拶で、鶴巻二三男常務(加工事業カンパニープレジデント)からは、新商品ブランド「DIAEDGE(ダイヤエッジ)」が発表された。

 

 

  •  超硬製品を総称する新ブランド「DIAEDGE」。
  •  「DIAMOND」と「EDGE」の二つの言葉を組み合わせた造語で、ダイヤモンドのようにそれ自体に価値があり、見た目も美しく「高級」、「高品質」なイメージを抱き、ワクワク感が湧き出るもの、切削工具のような鋭い視点と最先端の技術を盛り込んだ斬新かつ洗練された商品イメージが連想され、驚きや感動が湧き出るもの、との思いが込められている。
  •  「高品質をイメージするDIA、最先端をイメージするEDGE、これを目指して商品を作り上げ、お客様にワクワク、驚き、感動を提供して参りたい」と鶴巻常務。「一朝一夕で市場に認知されるとは考えていない。じっくり育てて参りたい」と語るとともに、ブランド育成への協力を求めた。
  •  続いて、中村伸一営業本部長からは、切削工具販売の推移(指標として2004年100とする)について説明があり、「2016年度は138(前年比6%減)となった」。
  •  主な理由として、「中国の生産調整が影響し成長が鈍化、国内では景況の回復に力強さを欠いた」という点を挙げた。そして、「今年度は144(前年比4%増)」と予測している。

 

  •  新製品説明には、長屋秀彦インサート工具開発センター長補佐が登壇。従来のショルダエンドミルに比べ工具の剛性と切れ刃の強度を強化し、高能率加工を実現する「新・縦刃ショルダエンドミルVPX形」(2017年秋発売予定)、自動旋盤用材種「MS6015」の追加アイテムとして、突切り用・後挽き用を紹介した。
  •  堀江武夫流通営業部長は、流通営業部の方針として、①新製品拡販、②営業施策の確実な遂行(DIAEDGEキャンペーン、キャラバン活動)、③ユーザー攻略活動の3点を掲げた。