海外の伸びが倍増した日新ダイヤモンド製作所。インドネシア、メキシコで量的拡大達成

株式会社日新ダイヤモンド製作所

株式会社日新ダイヤモンド製作所

河辺清能社長

 

  •  「1人当たりの生産性向上」を常に意識し、夜間自動運転が実践できる設備投資にも、河辺清能社長は余念がない。

 

  •  「昨年、DMG森精機のレーザーテックを2台導入したが、双方ともすでにフル稼働状態にある。レーザーは研磨と比べ、加工時間で半分から3分の2に短縮できるばかりか、精度面でも向上する。すでに次期の設備でロロマティック製、レーザスマートを念頭に置いている」そうだ。
  •  今年の1月末に導入されたカネヒラの研削盤は「夜間無人運転」でも活躍、1人当たりの生産性向上に寄与している。
  •  「今期の前半は、売り上げで前年同期比113%、営業、経常それぞれの利益は、積極的な設備投資にもかかわらず117%であった。エリアで見れば国内は微増だが、海外は230%と大幅増になった」そうだ。
  •  海外はインドネシア、メキシコで、PCD、CBNを手がけており、日系企業向けの再研磨も量的拡大を辿ってきている。
  •  「下期は、微増を予想。効率を追求していくためにも、営業力強化を達成していきたい。」