髙宮真一サンドビック・コロマントカンパニー・プレジデントインタビュー

サンドビック株式会社コロマントカンパニー

サンドビック株式会社コロマントカンパニー

髙宮真一プレジデントインタビュー

サンドビックコロマントは、9月1日付で髙宮真一カンパニープレジデントの任命を決め、日本市場におけるセールス組織の新たな体制を整えた。2020年からバイスプレジデントとして、主に西日本エリアで活動を展開してきたが、本紙12月号では、入社以来の略歴を添えながら、「素顔」に迫ってみることにした。

 入社は1991年4月。
 「売り手市場の時代で、ある日、当時のサンドビック神戸本社から(就職の)の案内を電話で頂き、外資系もありかと思いつつ『転勤はありますか?』と訊ねて『ありません』との回答得たので、入社を決めた」そうだ。企業から直接の電話で入社を打診される場面は、今では想像しづらいだろう。関西大学商学部に在籍し、専攻はリスクマネージメントだったと言う。コロマントの同期は6人で、4人が営業、2人が技術の各部門に配属された。
 主だった系譜をなぞってもらうと・・・。
 「2005年、私が37歳の時に名古屋支店長を拝命した。その頃、30代の支店長と言うのが、周囲の方々に驚かれた」。
 2008年にはスウェーデンに転籍となり、欧州の販売店各社を訪問する毎日だったが「その頃の為替変動が大きく、スウェーデン通貨クローナも多大な影響を受けた」ことが印象深かったと言う。
 1年後には日本に戻り「営業のサポート役として」技術部のマネージャーに。5年間、営業目線を伴った技術的アプローチが求められた。
 「直接の営業から、暫く離れていたが、2020年、西日本担当のバイスプレジデントに任命され、営業数字と直接、向き合う立場となった。3年間、数字的には厳しかったが、価値観が変わったように思う」。
 今後、日本市場に即して、どのような戦略を立てていくのか。
 「対外的なアピールの場として、準備を進めているサンドビックコロマントセンターが来年前半にグランドオープンする。詳細は、改めてアナウンスさせて頂くが、是非とも、ご活用頂きたい」。