金型加工用切削工具で、高能率・高生産性新製品を市場投入。ダイジェット工業生悦住社長年頭所感
【ダイジェット工業】生悦住社長
新年あけましておめでとうございます。
昨年の出来事を振り返ってみますと、コロナ禍が明け社会経済活動の正常化が進む中、ウクライナ情勢などの地政学リスクの長期化、原材料やエネルギー価格の高騰、イスラエル・ハマス問題など、依然として先行きが不透明な状況が続いています。
当社におきましては、金型加工用切削工具において、お客様の加工改善につながる高能率・高生産性の新製品を市場に投入してまいりました。発売以来ご好評いただいております高送り加工用工具「SKSエクストリーム」に07タイプと05タイプの拡張、次世代産業へ挑戦すべく高能率アルミ加工用「エアロチッパー ミニ」の発売、さらに高硬度化する被削材に対応する面取り加工用「ハード1面達」を発売致しました。耐摩工具分野では、金型市場のみならず、様々な分野で高い評価をいただいておりますレアメタル不使用の軽量な金型用新素材「サーメタル・CT500シリーズ」の生産体制も強化し、用途拡大をさらに進めております。また、弊社工具の性能・魅力をより多くのお客様に伝える為、HPの改修に取り組みました。新しいHPでは製品の特長や加工事例を簡単に閲覧ができ、チャットボットを通じてお客様の疑問に速やかにお答えできる仕組みを整えました。二〇二四年もお客様の生産性向上に貢献する製品を市場へ投入し、WEBをはじめとしたお客様に満足頂くためのソフト開発にも励む所存ですので、お客様・お取引様におかれましては、今後ともダイジェット製品に変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。