エロワ日本からの省力化提案・・・ロボットコンパクト80,ロボットダイナミック、エロワMTSチャック

株式会社エロワ日本

株式会社エロワ日本

接客する営業技術部の東城さん(ソディックプライベートショーで)

景気に浮き沈みはあるが、少子高齢化が進む日本では、自動化、ロボット化、省人化の需要は高原状態を継続しており、アプローチも多様化している。エロワ日本から、省力化のためにどのような提案がなされているのか。今回、何点か紹介することにした。

 ロボットコンパクト80は、多くのマガジンを備え、しかも名称通り、コンパクトと言うのが特長だ。
 必要床面積は2㎡。しかも大きなUPCパレットから小さなITSホルダーまで、柔軟性に富むマガジン容量も魅力だろうか。
 最大3種類の異なるパレットの混載が可能で、最大搬送質量では80キロ。必要に応じて、2台の工作機械にワークピースを供給できる。
 ロボットダイナミックは、システムの段階的な拡張に対応できるのが特徴。1台の機械に対するスタンドアローン形搬送装置から8台の機械を結合するレール移動形搬送システムまでの仕様が可能と言う。あらゆるエロワパレットシステムに対応できる。
 エロワMTSチャックは、エロワ最大の高剛性クランピングシステムで、繰り返し精度最大0・003ミリ以下、クランプ力で最大20000Nm、保持力60000Nm(チャック1個に対し)といった仕様で、客先の用途に応じたMTSの構築が可能だ。
 加工機の大きさに合わせたベースプレート上に、複数のMTSチャックを配置することで、1チャックによるシングルパレット交換から複数チャックによるマルチパレット交換まで、自在な組み合わせが選択できる。