Skip to content
- 立花エレテックの2020年3月期決算(連結)によると、売上高は前年同期比6・7%減の1705億4100万円、営業利益が同8・5%減の60億3800万円、経常利益で同9・0%の64億100万円、親会社株主に帰属する純利益は同10・5%減の43億9000万円となった。
- 「単体、子会社ともに減収減益ながらも、連結では売上高、営業利益、経常利益は過去3番目の好業績であり、2月26日に発表した修正予想を上回る着地」とした。
- ただ、「主力2事業のFAシステムと半導体デバイスは、米中貿易摩擦の長期化と新型コロナウイルスの感染拡大の影響で減収減益」。本紙と関連の深いFAでは、「売り上げが同7・0%減の999億4600万円、営業利益が同13・0%減の42億700万円」となった。
- 今期の新型、コロナウイルス収束後の経済活動の回復については「見通せない状況にあり、消費と生産の停滞による製造業の設備投資低迷の影響は、上半期から下半期にかけて続くものと思われる」としている。
- 施策としては収益力強化の点で①中長期経営計画である「C.C.J2200」の施策推進とそれを支えるC.A.P.UPの継続推進②新たに子会社化した㈱立花電子ソリューションズとともに、半導体デバイス事業をさらに発展③マレーシア拠点の法人化による海外の業容拡大など意を展開していく。
- 今期の通期予想、配当については「新型コロナウイルス感染症の影響が不確定であるため、現時点では未定とした。合理的な算定が可能となった段階で速やかに開示の予定。予想配当も未定」とした。