旋削加工用工具「ISO-EcoTurn」シリーズの新形状のG形、F形インサートを設定 タンガロイ
EcoTurn_New-corner-angle
- タンガロイは、小型ながら、従来サイズのインサートと同等の切削性能を発揮する「ISO-EcoTurn」シリーズに、刃先角70度のG形、刃先角45度のF形インサートを新たに設定し、このほど発売を開始した。
- 「G形、F形の新たな設定によって、切れ刃と加工壁とのクリアランスが大きくなり、切りくず処理性の改善や切りくずの嚙み込み等のトラブルが解消されると同時に、切削抵抗の低減によって切れ刃の異常損傷や加工中のビビリも抑制されると言う。
- チップブレーカは、最も汎用性の高い中切削加工用TM形と仕上げ加工用TSF形をラインナップ。これらに次世代鋼旋削加工用CVD材種T9215とT9225、さらに耐熱合金加工用PVD材種AH8015の3材種を組み合わせることで、幅広い加工形態に適用可能になる。
- また、このG形、F形インサートは、先端部分のみ刃先角度を変えているだけで、中央部分は従来のC形、D形インサートと同一形状のため、それぞれのホルダをそのまま使用可能だ。