インターモールド大阪では、プレス金型に特化したドリル、頑固一徹のロングバージョンを出展
有吉営業副部長インタビュー・ダイジェット工業
Φ32ミリ長さ380ミリの頑固一徹を手にする有吉営業副部長
4月17日から開催されるインターモールド大阪を前に、金型分野で強みを発揮しているダイジェット工業を訪問。4月1日から大阪支店長を兼務する有吉営業副部長に話題性のある提案製品の概要を聞いてみた。
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ホームページを見ると、加工事例が劇画で描かれているのが目に留まる。
「展覧会をイメージして、力強いタッチで、印象付けができればとの思いで、(劇画を)今後も取り入れていきたいと考えている」と言う。
あれ!何かどこかで見たような?という引っ掛かりは、記憶にとって有利に働く。インターモールドの提案製品紹介の前に、ホームページの参照もお願いしたい。
本論に入ると、インターモールド大阪では、4月12日にリリースを予定している2点が要チェックとなるようだ。
「ひとつはプレス金型に特化したピンポイントのドリル。痒い所に手が届くことを重要視した。モニターテストでも評判が良い」。
「もうひとつは、半導体やEV関連のギガキャスト向けに頑固一徹のロングバージョンを提案していく考え」であり「φ10ミリ~φ32ミリ、長さは220ミリ~380ミリと言うレンジを具体化。20D以上のニーズも発生するなか、どのような加工が想定されるのか、ヒアリングしていく場にしていきたい」。
トライアルを通じて、今後、規格化の方向性を追求していく考えのようだ。
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人事異動(4月1日付)
▼合金技術部長兼生技室長(合金技術部生技室長)岸淳一▼経営企画部次長(生産企画室長)永澤勝幸▼営業副部長兼大阪支店長(営業副部長)有吉倉則▼営業部長付次長(営業部大阪支店長)関本桂▼営業部営業企画室業務課次長(経営企画部次長)中谷伸▼生産企画室長(経営企画部次長)浦上賢一