ツールドインターナショナルは、Nine9の注目製品、NCヘリックスドリルを引っさげ、来場者を迎え撃つ。

本社のドアを開けると明るい挨拶が聞こえる活気ある事務所内。新たに８名増員し、今年から１５名体制となるツールドインターナショナル。予定よりも早く開設したという大阪営業所は今年９月から３名体制でスタートした。今後、名古屋営業所の開設も予定されている。

「今年は、体制構築の年。さらなる成長のためには、人的投資は欠かせない。また、顧客満足のためには人材育成も不可欠。この点は、粘り強く取り組む」と、大藪誠社長は語る。売上１０億円を目前に控え、さらなる飛躍の布石を打つ。

体制構築は、人的側面に留まらない。ＪＩＭＴＯＦ開催に向けホームページの内容も一新。「７ｌｅａｄｅｒｓ（セブンリーダース）、ＴｉｒｏＴｏｏｌ（チロツール）、ＮＣへリックスドリルなど以前に比べツールドならではの独自の製品を取り扱うようになった。『ツールドにはこれがある』というように商材のラインナップを充実させて、商品情報と会社のイメージがしっかりリンクするようなホームページにしたい」。他にも、「特殊ものの依頼も気軽にしてもらえるようにしたい」と、広報担当者は語る。

大藪社長は、７ｌｅａｄｅｒｓ、Ｎｉｎｅ９（ナインナイン）、ＴｉｒｏＴｏｏｌだけに留まることなく「特殊対応にも注力し『小回りがきく』ツールドという印象も持ってもらう事で幅広くお客様とのお付き合いを広げていきたい」と語る。

さて、今回のＪＩＭＴＯＦでは、ヘリカル加工によりφ１３以上の穴あけを効率化するＮｉｎｅ９のＮＣヘリックスドリル、刃長サイズを拡充した７ｌｅａｄｅｒｓのアルミ用エンドミル、四枚刃面取りカッターを新商品として出展する。また、超硬の旋削加工を可能にするＴｉｒｏＴｏｏｌのＣＶＤダイヤモンドにも注目したい。

その他にも特殊対応商品、サビ対策製品など７コマのブース内に幅広い商材が展示される。

ツールドインターナショナルでは、今年１２月末までＪＩＭＴＯＦキャンペーンを実施中。７ｌｅａｄｅｒｓ刃長３Ｄタイプ「Ｅ１４１‐３・０ＨＸ」の全サイズを対象として、５本以上購入すると定価の半額で提供。

また、Ｎｉｎｅ９からは、ＮＣスポットドリル９０°を対象に３種類のコースを用意。①インサート５枚購入するとインサート１枚サービス、②ホルダ１本購入するとインサート１枚サービス、③インサート１０枚購入するとホルダ１本サービスする。