フクダ精工がメカトロテック初出展
一番のアピール製品は2枚刃の3Sエンドミル「V-2SF」
岩崎常務
フクダ精工にとってメカトロテックは初の出展となる。
「準備を進めていく中で、新たな経験を積んでいく。モチベーションアップにも繋がり、会期中では来場者との一問一答を通じて、関心ごとの把握も行える」とは、岩崎社長による初出展の弁だ。
もちろん、製造~出荷~売り上げという流れの意識付けも背景にはあるだろう。
フクダ精工と言えば、日本で最も伝統のあるハイスのエンドミルメーカー。展示テーマも「ハイス工具の可能性を探る」だ。
岩崎常務によれば「一番のアピール製品は、高級粉末ハイスの母材にVコートを施した2枚刃の3SエンドミルV-2SF。是非、ブースに来場いただき、手に取って、ご確認を!」と訴える。
T溝加工、スロット加工、側面加工と、多彩な用途に応える「TC-Tスロットカッター」、T溝のJIS企画に準拠したサイズの千鳥刃Tスロットカッター「J-STC」といった新製品も要チェックだろう。
このほかTスロットエンドミル、建機関連で実績を積んでいるトリミングダイスなども出展を計画する。
最後にトピックスとなるが、11月1日受注分からは、品質向上、サービス強化も織り込んで、価格改定を実施。全標準品、特注品を対象に10%~20%の値上げ幅となる。