微細加工機「PJ303X」、プレシジョンプロファイルセンタ「PJ812」、コンプレッサでは水潤滑式「i-14000AX2-R」を出展する三井精機工業

三井精機工業株式会社

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今年のインターモールド(4月)にも出展されたPJ303X

  •  5月以降、三井精機工業は「受注増の階段」を登ってきた。すでに2019年比同等レベルにまで回復していると言う。
  •  広報担当者は「引き合いから受注へ。先延ばしにされてきた案件が具体化し始めた。事業再構築やものづくり補助金を活用した設備投資も活発で、当社に即せば、国内では立形マシニングセンタのVertexシリーズや横形のHPX63Ⅱへのオファーに結実。海外ではねじ研削盤が復調してきた」と語る。
  •  来年の2月、3月に納品が集中するそうで、現在、受注のスペックを顧客と詰めている段階で生産調整に配慮する場面が多くなってきたそうだ。
  •  「需要の点で付け加えると、この数カ月では、北米のエンジン加工需要が高まってきている。大手エンジンメーカーの協力工場へのアピールが欠かせない」。
  •  メカトロテックでは、三井精機工業の微細加工機として定着させていきたい「PJ303X」が出展される。
  •  「3月のグラインディングテクノロジー、4月のインターモールド、そして、今回のメカトロテック。コロナ禍ながら『露出』を意識し、反応を汲み取ってきた。来場者を意識して、加工ワークのラインナップを増やして、高精度加工をさらに体感頂けるよう、努めていきたい」。
  •  このほか、超高精度仕様のプレシジョンプロファイルセンタ「PJ812」、コンプレッサではオイルレスの傾向を踏まえた、水潤滑式インバータコンプレッサ「i-14000AX2―R」も出展、アピールしていく。