受注体制の強化が2024年の課題-大洋ツール
超硬化の流れが進行

大洋ツール株式会社

大洋ツール株式会社

渡邉営業部長(左)と大島工場長

大洋ツールの渡邉営業部長、大島工場長を訪ね、昨年までの動向を振り返ってもらいつつ、2024年の課題や計画、展望等について語ってもらった。

 昨年と言えば、大洋ツールにとって、名古屋で開催されたメカトロテックは「初参戦」となった。
 「限定されたコマ数ではあったが、人の動線は悪くなく、リピートを含むユーザーの来場もあって、リアルの良さを体感した。個別のアイテムでは、アリ溝加工用カッターの特殊対応に関心を示していただく一方、超硬のTスロットカッターへの興味も持って頂くなど、手応えを感じる展示会となった」。
 大洋ツールの売り上げでは、キーシードカッタとTスロットカッターで過半数を占めるが「別注品のオーダー&リピートも底堅い。細かな寸法ニーズへの対応が高評価に繋がってきた」ようだ。
 2024年の課題として挙がったのが、受注体制の強化だ。
 「人材確保が難しい状況下にあり、ローダー付きの工具研削盤を1人で複数台持ちして、対応強化するとともに、4月以降には新たに工具研削盤の導入を計画。効率化の手段として、設備投資は、欠かせない」。
 大洋ツールではハイス工具が8割を占めるが、超硬化も徐々に進んできた。
 「先に触れた超硬のTスロットカッターも、超硬化の一例となる。ショート刃とロング刃の2種類を標準化し、昨年の11月までには代理店に完納した」。
 今年は「JIMTOF」開催の年。
 「新製品の『弾』を込めるべく、計画を進めている。乞う、ご期待」と結んだ。