創立4年目迎えたCYカーバイドジャパン。今期の売り上げ目標を4億円に設定。
インターモールドでアテンドした島口営業部長
CYカーバイドジャパンの嶋松社長を訪問し、創立から4年目を迎えている現況を取材した。
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12月決算を終え、今期もすでに1クォーターが経過した。
嶋松社長は「2022年の売り上げは3億円。前年比では2億円プラスの結果となり、今期は新たに4億円を目標に設定、おかげさまで順調に推移している。ニュース性を交えた動きでは、今年1月から10%~15%の価格改定を実施したところ」と言う。
現状は6人体制。北関東を中心に新規の受注を増やしている。金型の内製化に絡む需要も発生しているようだ。
「昨年のJIMTOFで、インサートチップの取り扱いについてアナウンスさせて頂いたが、ジャパンとしては、日本市場の環境を見極めつつ、製品力を試していく考え。在庫力も問われていくと思う」とチップ関連の動きにも言及してくれた。
インサートチップ専用工場は2021年10月、中国・常熟に完成させており、中国ではすでに販売スタートさせている。
4月12日から始まったインターモールド東京に中国・江蘇省の金型協会のブースで出展していた。
「日本市場で評価されれば、世界に通用すると弊社の幹部は考えている。その意味でも日本市場でCYカーバイドのブランド名を浸透させていきたい」。