N-BRANDシリーズを初披露した日新ダイヤモンド。
今期のテーマは標準化。来期は世界市場の開拓、拡大

株式会社 日新ダイヤモンド

株式会社 日新ダイヤモンド

田中営業主任

日新ダイヤモンドは、メカトロテック会場で、このほど、6種類のニッチな商品を標準化した「N-BRAND」シリーズを出展、披露した。単結晶ダイヤモンドインサート「N-Insert」をはじめ、単結晶ダイヤ正面フライス加工ツール「N-FaceMill」やR面取加工用エンドミル「N-Inner R MiIl」、単結晶ダイヤモンドスクエアエンドミル「N-SquareMill」、単結晶ダイヤモンドボールエンドミル「N-BallMill」、そして牧野フライス製作所とのコラボ製品であるスーパーへールバイト「N-SuperHale」から構成される。
 神谷社長は「標準品は即応、特殊品でも30日以内に対応させて頂く体制を構築した」と自社の生産体制に言及するとともに、営業を担当する田中主任は「弊社製品群によって、アクリル加工でも曇らず、鏡面加工が可能」とアピールする一方「SUSの加工も増えてくる中、CBN需要は高まってくると見ている」と展望する。
 11月で日新ダイヤモンドは、期末を迎える。
 「今期の特徴は標準化であり、これをベースにしつつ、来期は世界の市場開拓などを課題に設定し、さらに前進していきたい」との意欲を見せるとともに「設備を拡充して、自動化などにも注力していきたい」と更なる領域に踏み込んでいく考えだ。

N-BRANDシリーズをオーエスジーブースで披露した
N-BRANDシリーズをオーエスジーブースで披露した