「第15回 ダイジヱット会総会 イン 松山」開催
WEB参加含め会員23社が参加「コロナが明け、一体感を持った販売も追求」
参加者の記念撮影
第15回を数えるダイジヱット会総会が松山で開催され、WEB参加2社を含む会員23社が参加した。
冒頭、挨拶に立った山出谷会長(山勝商会社長)は「かつて営業で7年半ほど、四国を回った経験があるが、なかでも松山が印象深い。同行で客先を訪問した記憶もある」と松山の地を懐かしみつつ「10月に開催されたメカトロテックに久しぶりに出展したが盛況そのもの。ダイジェットさんの製品では、ストライクドリルの動きがいい。ただ、現状では8Dまでなので、今後バリエーションの豊富化をお願いできれば」と訴え、総会の締めで坂井副会長(NaITO社長)は「コロナが明け、これから弾みが付いてくると思う。会員相互に一体感をもってダイジェット製品の拡販に努めていければ」と挨拶した。
ダイジェット工業の行事で生悦住社長は「業績的には厳しい局面にあるが、ストライクドリルなどのキャンペーンにご協力賜り、感謝している」との謝意を述べながら「ユーザー情報を吸い上げて頂き、把握していくことで、開発に活かしていきたい。生産では工場の再編・再構築とともに納期改善にも取り組んでいる。今はやるべきことをやることが大切だと思う」と挨拶した。
因みに阪神タイガースの優勝により、バーゲンセールが実施されており、「大阪の景気は大丈夫」「工業系への波及を期待」とのコメントも。
経営方針で古林常務は「ウクライナなどの地政学的リスクの長期化、原材料やエネルギーの高止まり、イスラエル・ハマス問題など、依然として不透明な状況が継続している」との日本経済を取り巻く環境に言及する一方「新製品開発への注力や材料からコーティングまでの一貫体制の強み活かした生産体制の強化、ウィズコロナとの関連ではウェブサイトのリニューアル、なかでも改善事例紹介などの充実」といった「やるべきことをやる」地道な取り組みが強調された。
営業サイドで高柳営業部長は「人手のかからない仕組みづくりを追求する一方、最終的には人手を介した付き合いを大切にしていきたい」との考えを述べ「刃先交換式の汎用カッタ『SIC-EVO』、高速領域で真価を発揮するソリッド工具の『ハード1面達』、11月いっぱいまでキャンペーンを展開している高送り加工用工具『EXSKS』シリーズなど、主な新製品の市場浸透に今後ともご協力を」とアピールした。
山出谷会長
生悦住社長
古林常務
高柳営業部長