「新三協工具の名前を売っていく」フジBC技研。エンドミルで「シェア3%」が当面の課題

フジBC技研株式会社

  •  2106年に新三協工具の総代理店となり、拡販に入ったフジBC技研。
  •  今回のJIMTОF出展について伊藤満社長は「まだまだ、新三協工具という名前を売っていく段階と捉えている。現状では、4人の専任スタッフで東部、中部、西部を担当し、エンドミルの世界でシェア3%を目指している」と言う。
  •  代理店となった、この3年間で、3500アイテムを取り揃え、商社との同行PRを通じて金型メーカーを中心に成果を上げてきた。因みに「シェア3%」というのは、認識されるかどうかの指標になるらしい。
  •  「今年はインターモールド大阪、そして名古屋に出展。商社を含め、新規取引に繋がった」(倉本優工具チーム営業)そうだ。
  •  チェックすべきアイテムに触れると、グラファイト、非鉄金属用のダイヤモンドコーティングラフィングエンドミル「SUPER‐DIA」、HRC55までの高硬度に対応し、ラインアップも豊富なプリハードン鋼用の「SUPER‐PH」、さらにHRC70という「超高硬度」を被削材にできる「SUPER‐HS」・・・などが指摘できる。
  •  また、倉本氏によると「リーズナブルプライスで、結果を出しているアイテムとしては、SUPER‐PHに加え、NORMAL‐GSがある。工具寿命が伸びたとの評価もいただいている」と言う。
  •  新三協工具では、初のJIMTОF出展となるフジBC技研。
  •  「ブースでは、加工動画を用意し、ご意見を賜りたいが、とにかく名前を知っていたくことを第一に、努めていきたい」と伊藤社長は「認知度アップ」を強調した。