オーエスジーが国際プラスチックフェアに初出展
樹脂加工の広がり見据え、ディスクカッタ「PFDC」などを披露
樹脂加工に提案されたディスクカッタPFDC
オーエスジーは、金属加工に加えて、樹脂加工の広がりを見据えて、国際プラスチックフェアに初出展した。
広報担当者は「ディスクカッタPFDCなど、対応工具の充実してきたことも出展に当たって考慮した。工作機械では主軸30番とのコラボレーションも追求している」と語る。
ディスクカッタPFDCは、小型マシニングセンタに最適なカッタで「BT30番で、φ125ミリまでの対応が可能。専用のアーバーは不要だ」と言う。
切り込み角90度でDLCコーティングを施した経済的な4コーナー使いのインサートとの組み合わせで高速回転を可能にする。
「1パスでつなぎ目のない均一な加工面が得られる」ことも魅力だろうか。
また、フェアでは、樹脂のバリ抑制・加工精度を向上させるため、工作機械メーカとのコラボレーションを追求した加工サンプルも展示。半導体ソケットモデルやバルブの加工品などが展示された。
30番主軸の機械とのコラボレーション追求のサンプル品も展示