新製品バスコ601の出だし好調。JIMTOFでは、ブラソカットシリーズの新製品、ブラソカット201を披露へ
ブラザー・スイスルーブ・ジャパン
幸先の良いスタートを切っている「バスコ601」
2024年の幕が上がって、ブラザー・スイスルーブ・ジャパンの西社長を訪問した。
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「2023年を振りかえると、為替や原材料などの高騰には苦慮したものの、売り上げは高原状態を継続。たとえば販売から半年を経た新製品、バスコ601の『出だし』も上々で、エンドユーザーから寄せられる声を今年も大切にしていきたいと思っている」。
昨年は4年ぶりにプロダクティビティトロフィーが開催され、成功体験を共有する場となったことは記憶に新しいだろう。
「2024年も、従来通り、弊社の認知度を上げ、新規顧客を増やしていくスタンスに変わりはない」としながらも「やり方ではなく、あり方を見直していきたいと思っている。色んなやり方を引き続き追求していくが、やり方だけでなくあり方にも目を向けることで同じことでも、見方を変えれば、違ってくるのでは?」と語る。
市場への訴求と言う点では、新製品は、やはり武器になろう。
「創業の原点とでも言うべき弊社の製品として、ブラソカットが位置付けられるが、最新の加工内容に照応させて開発したブラソカット201という新製品を年内めどに披露していきたい」。
防腐剤を排した「バイオコンセプト」という、クーラントを腐敗させないために、逆に菌を増やしていく方法が採られている。
「今年はJIMTOF出展を計画。一番のアピール製品になるのは間違いない」。